「スポーツ障害」とは、主にスポーツなどにより同じ動きを続けることで筋肉や骨・腱へ負荷がかかり、慢性的な痛みを生じることです。 小さいお子さんや青少年でもなることがあり、重症になると運動時以外でも痛みや腫れが続いたりします。 痛みをかばって動くことで身体の他の部分にも歪みや痛みが生じることも多いため、悪化する前に正しく治療していくことが大切です。
当院では痛む場所だけではなく、そこに関連する筋肉のバランスを整えて痛みにくい身体を作っていきます。 また、負傷部位の固定や予防のためのテーピングも積極的に行っています。
指や手首、足などの関節に巻くことでその部位を補強したり、動きを制限することで怪我や障害を予防する物です。 捻挫や靭帯損傷、脱臼など関節に無理な力がかかって起こる怪我を防ぐことができ、また「もう一度同じ箇所を怪我するのではないか」といった不安も軽減して思いっきりプレーできるようになります。
手の甲に集まる身体の反射点を刺激することによって痛みや障害を治療したり、歩行するときの脚にテーピングすることで筋肉の緊張をゆるめてバランスの良い歩行へいざなったりするペインシフト療法の考えに基づくテーピング法です。 身体の歪みや力のかかっている部分をテープで分散したり整えていくことで全体のバランスを整えます。
人体を支える筋肉と皮膚の伸縮反射を利用し、筋肉が異常な収縮などを起こさないよう伸縮性のあるテープで支えていくのがキネシオテーピングです。 専用のテープで伸びすぎた筋肉や縮みすぎた筋肉を元に戻し、血液やリンパの循環を良くし、自然治癒力を促進させて痛みを和らげる効果もあります。
テーピングの他にも中国鍼や温灸(肌に直接火が触れないあたたかいお灸)と組み合わせることで怪我からの復帰を早め、痛みを早くなくしていくことができます。 患部の固定なども行いますので、お気軽にご相談ください。
ただし、上記のような症状でも原因は別のところにある場合が多く、
自分自身で判断しないでまずはご相談ください。